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ミニチュアドールハウス展 in 金沢エムザ 7/29(木)〜8/22(日)
ミニチュアドールハウス ー約80点のミニチュア作品が一堂に展示ー
ドールハウスの歴史は古く、17世紀のヨーロッパで貴族の婦人や豊かな商人が小さな宝物のコレクションを飾るためにミニチュアサイズの建物や部屋の中に家具や道具などを並べたのが始まりとされています。サイズは1/12が標準サイズで、1/24サイズや1/144サイズなどもあります。
近年ではアメリカが最も盛んでドールハウスのミニチュアショーが開催されて多くのファンで賑わっています。日本では実際の素材にこだわらず、それぞれの感性やアイディアで完成させたドールハウスを展示し、また販売する独自の文化が根付いており、今では「ジャパニーズスタイル・ドールハウス」としてその地位を確立しています。
本展では日本で活躍する7人のミニチュアドールハウス作家の作品約70点を展示し、それぞれの世界観で精巧、精密に作られた作品をご覧いただきます。今回特別に金沢ゆかりの建物や風物も展示、憧れの建物、懐かしい商店など小さいながらも大きく夢の広がる世界をお楽しみください。
ミニチュアドールハウス展 開催概要
10:00〜18:30(入場は閉場の30分前まで)
※最終日は16:00閉場
https://www.kmza.jp/
新型コロナウイルス感染拡大防止について ーお客様に安心・安全にご覧いただくためにー
■場内ではマスクの着用をお願いします。
■入場口での検温のご協力をお願いします。微熱のある方のご入場はご遠慮いただきます。
■入場口での手指の消毒をお願いします。
■ソーシャルディスタンスをお取りいただきご観覧ください。
■混雑時や状況によっては入場を制限させていただきます。
■できる限り長時間のご観覧はご遠慮願います。
■大声での会話はお控えください。
■そのほか国や県のガイドラインに従い、感染拡大防止に努めます。
ミニチュアドールハウス展 チケット
チケット料金
大人 800円(前売り料金 600円)
高校・大学生 600円(前売り料金 400円)
小・中学生 400円(前売り料金 200円)
前売り券発売期間
6月10日(木)~7月28日(水)まで
前売り券発売所
中日サービスセンター/石川県立音楽堂チケットボックス/金沢中日文化センター
前売り券・当日券発売所
チケットぴあ(Pコード685-680)/セブンチケット/ローソンチケット(Lコード52007)/北陸中日新聞販売店で取り次ぎします。
※金額は税込。未就学児は無料 ※Meiカード、クローバー友の会 会員証、プレミアムパスポートをご提示でご本人様大人入場料を100円引きにてご入場いただけます。 ※身障者手帳をご提示でご本人様と付き添いの方1名様まで入場料を100円引きにてご入場いただけます。
出品作品
「Singin’ in the Rain」 制作:小幡耕一
映画「雨に唄えば」を撮影している光景をミニチュアで再現!
華やかなスタジオの中、がんばっている裏方スタッフにも注目。
この作品は、最新の映像技術により、ドールハウスの中に入り、流れる音楽と共に自由に動き回ることができます。
「加賀麩 不室屋尾張町店」(金沢市尾張町) 制作:小幡耕一
金沢ゆかりの建物
金沢市の伝統的建物がミニチュア作品に!
ほかにも株式会社俵屋(金沢市小橋町)、近江町市場店舗(ヤマカ水産新通り店・すゞめ 近江町市場店)、浅野川友禅流しも!
参加アーティスト
ミニチュア界の映像魔術師
1955年大阪府生まれ。特装本を手がける「有限会社製本工房」代表。ドールハウス展作家実行委員会代表。
趣味で豆本の製本を始めたのを機に、1990年頃からミニチュアを飾るための部屋や床の間などを作り始める。ミニチュア本のキット化に続き、和風家屋キットの設計にも裾野を広げ、次第に作品のスケールも拡大し、全国各地のドールハウス展に出展。
「光と影」をテーマに、物事の裏と表を表現する多くの作品を制作している。ドールハウスの世界を基本に、ジオラマやミニチュアの作品に最新の技術を取り入れ、観覧者がまるでその世界に入り込んだかような感覚になる作品を目指している。また、ドールハウスの人間味ある作風を生かした作品制作で博物館や資料館の展示物の制作を手掛けている。
エレガントなパリの世界
Atelier Alice主宰。小さい頃からさまざまな手芸を楽しんできたが、その経験をすべて活かせるドールハウスに出会い、1980年代より独学でミニチュア制作を始める。横浜「人形の家」での個展の他、ジャパンギルドミニチュアショーを始め、さまざまなイベント・作品展に出展。その他教室などを通して、ミニチュアの普及に力を注ぐ。ミニチュアビスクドールなどのコスチューミングを中心に、ヴィクトリアンテイストのミニチュア作品を制作。ジャパンギルド役員、アーティザン認定会員(コスチューミング)。
なつかしい昭和のミニチュア
静岡県生まれ。1986年頃からミニチュア粘土クラフト・ドールハウスの制作を始める。87年頃から和風レトロ中心に制作、和風ドールハウスのパイオニア的存在。
90年静岡ガスサロンにて個展「戸塚恵子の小さな世界」を開催したのを始め、個展多数。
著書に『戸塚恵子のドールハウス』(学習研究社)、『昭和ドールハウス』(河出書房新社)など。
ドールのコスチューム
1978年以降、横浜にて「アトリエ津田」主宰、ビスクドールを製作。アメリカ国際コンクール「ブルーリボンロゼッタ賞」受賞。
東京お茶の水「世界観ギャラリー」他、多数個展開催。
ドールハウスにも興味を持ち、ミニチュアの中に物語をもった人形の世界を繰り広げている。時代考証を大切にしつつ、独自のパターンにより、技巧を凝らしたコスチュームとビスクドールを製作。トータルコーディネイトを大切にした作品は好評を博しており、雑誌「ミセス」「瞳」等にも掲載。気品のある愛らしさをテーマに幅広く創作活動中。
ミニチュア金魚アート
1988年よりミニチュア制作を開始。14年前初めて金魚を制作し、現在は観賞魚を中心に制作。ジャパンギルドショーや国内の様々なミニチュアイベント、2012年からはシカゴなど海外のショーにも出展。また2017年と2020年には金魚アーティストによる美術展“金魚美抄”に出展。2013年より国際ミニチュア作家協会でスクール講師を務める。日本ミニチュア作家協会役員、アーティザン会員。国際ミニチュア作家協会アーティザン会員。
伝統の洋風ドールハウス
1998年より国際ミニチュア作家協会IGMA会員。2000年5月に同協会よりアーティザン(職人)会員の認定を受ける。
2000年より日本ミニチュア作家協会JG会員。同年9月に同協会よりアーティザン(職人)会員の認定を受ける。2001年JG役員就任。2003年3月IGMAより、日本人として初めて2人共にフェロー会員(IGMA最高位)の認定を受ける。木村氏は2010年JG会長就任。
現在は二人でミニチュアプランツの制作を中心とし、アメリカ、日本のショーをメインに博物館の企画展やドールハウス展などで活動中。活動名はHiroyuki & Kyoko。
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北陸中日新聞 事業部 TEL:076-233-4642 10:00~17:00〈土・日・祝日除く〉